2012年05月21日

難平買いは現物に限る

「難平買いが塩漬け銘柄を救う」というように言われることがある。含み損を大きく抱えていて売るに売れなくなった銘柄を、さらに買い増しをして平均取得単価を下げるというのが難平買いだ。

例えばある銘柄を500円で1,000株を購入し、そして株価が400円にまで下落したとしよう。このときに利益を出すためには、株価が500円より高くなるまで待ち続けなければならない。このときにさらに1,000株を買い増すのが難平買いだ。1,000株を買い増すことによって保有株式が2,000株になり、そして購入金額は900,000円ということだから、平均の取得単価は450円になる。株価が450円を超えれば利益がでるということになるわけだ。

平均単価難平買いを否定するわけではない。というか、私も難平買いはよくする。最近では難平買いばかりしているようにも思える。注意しておきたいのは、難平買いによってポジションが大きくなるということだ。さらに下がった時のことを考えて難平買いをする必要がある。さらに下がった時には、損失の膨らむスピードは大きくなる。これは当然のことだろう。

さらに下げた時のことを考えずに難平買いをするというのはありえないだろう。さらに下げた場合に、さらに難平買いをするという方法もあるが、そんなことをしていれば資金がどれだけあっても足りないだろう。

難平買いを否定するわけではないが、難平買いをするのであれば、どこまで行けば手を引くのかということを最初から考えておく必要があるだろう。

先日、本屋で立ち読みをしていたら、FXの技術の一つとして難平買いが紹介されていた。FXというと非常にリスクの高い金融商品だといえるだろう。考えられないことだと感じた。FXではレバレッジをかけてリスクを高めているわけだから、リスク管理は非常に重要だろう。難平買いをするよりも、ロスカットを徹底するべきだろう。

難平買いをするというのは、私は現物株式を長期で保有する時だけだ。現物株式の取引であっても短期売買をする時には難平買いなどしない。何が常識で何が非常識なのかは人によって異なるとは思うが、レバレッジをかけて高いリスクを売買する商品で難平買いをするというのは非常識だろう。
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2012年05月19日

ドルと言えばアメリカドル

ドルというと通常は米ドルを指す。ドルという通貨単位はアメリカ以外の国でも使われている。オーストラリアドルや香港ドルなどがその例だ。しかし、ドルというとアメリカドルを指し、他の国のドルは国名を冠して呼ぶことが多い。その理由は、アメリカドルが基軸通貨として用いられているからだ。

基軸通貨という言葉を厳密に定義するのは難しいが、国際決済のときに中心的に扱われる通貨だと考えることにする。国際貿易をしたときには決済する通貨を選ぶ必要があるが、このときにドルが用いられることが多い。そのため、現在はドルが基軸通貨となっている。

アメリカ歴史的をさかのぼれば、イギリスの通貨であるポンドが基軸通貨の時代もあった。第一次世界大戦前のことだ。このころのイギリスは世界的にも大きな力を持っていた。最大の金融センターがロンドンにあったわけだ。そのため、ポンドが基軸通貨として使われていたのだが、第一次世界大戦ではイギリスも大きな打撃を受けて経済は一時的に衰退した。

その後はアメリカの経済が発展し、基軸通貨の地位は徐々にドルへと移行していった。ドルが完全な基軸通貨となったのは金兌換を約束したことによる。つまり、アメリカはドルの裏づけとして金を用意した。これができたのも経済力が最も優れていたからだといえる。アメリカは戦争で疲弊したヨーロッパ諸国とは異なり、戦争によって大きな経済力を手に入れていた。そして金保有量では世界でトップだった。このことが金兌換を可能にし、それによってドルは基軸通貨となったと言えるだろう。

その後、ドルは金兌換は停止されることになる。これがニクソンショックと呼ばれるものだ。これによってドルは金と切り離された。これによってドルが基軸通貨である必要性はなくなったが、強い経済力を持つアメリカの通貨であるドルから基軸通貨の座を奪うものは現れていないというのが現状だ。

ユーロが発足したときには将来的にユーロが基軸通貨となる可能性もあると言われたが、現在のユーロを見ればその可能性は低いと言わざるを得ない。現在では国際決済の約80パーセントはドルが用いられている。ユーロは約10パーセントほどに過ぎない。このことから見ても、現在も相変わらずドルが実質的な基軸通貨として用いられている。

円高や円安と言った場合には円が何に対して高くなっているのか低くなっているのかを言わなければならない。これが通貨ペアの概念だろう。相手通貨を指定しなかった場合には、通常はドルに対するものだと解釈して良い。ユーロが上昇すると言えば、ユーロがドルに対して上昇することを指す。豪ドルが安いと言えば、豪ドルがドルに対して安いことを指す。

アメリカドルは基軸通貨だから、ドルと言えばアメリカドルのことを指す。
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日経平均のPBRは0.91倍

今週はギリシャをはじめとして色々あって、大きく下げた。底が見えないような雰囲気に包まれてきた。まだまだ下げるだろうと思えてしまう。円高も進行中だ。頼みの綱だったフェイスブックも相場の起爆剤にはならなかったようだ。世界中の指数が下落している。ここでどうするべきかと考えてみる。

PBRまずは指数の指標を見てみよう。日経平均のPBRは0.91倍、PERは11.39倍、配当利回りは2.31%となっている。なお、この数字は日経新聞の電子版で見ることができる。無料で見ることができる情報だ。この数字を見る限りは割安だといえるだろう。注意しておきたいのは平均の数字であるということ。この数字よりももっと低い銘柄、つまりもっと割安な銘柄がたくさんあるということだ。

シカゴの日経平均先物はさらに下げて8555円となっている。

相場は悲観一色。世界恐慌が訪れるかも知れないとも言われるようになってきた。

さて、ここでどうしたものか。ここまで悲観ムードが流れれば、今買うべきか、それとももう少し待ってから買うべきかと悩むところ。どちらにしてもここまで下げれば買うべきだろう。問題はタイミングだけだから、テクニカル指標に頼ってみるのも良さそうだ。

買うとしてもレバレッジをかけるべきではないだろう。リスクが大きすぎる。時間分散をして平均的な価格で買っていくというのが妥当な方法だと考えられる。

週明けにはとりあえず少しだけ買ってみようと思う。
posted by ボブ at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする